梅田の飲食店集客は目的来店がカギ|SNS・グルメ媒体・Googleの使い分け

梅田の飲食店集客は目的来店がカギ|SNS・グルメ媒体・Googleの使い分け

梅田は大阪でもトップクラスの繁華街です。ただ、駅前や東通りの入口など人通りの多い場所は、大手や大型店がすでに押さえているケースも多く、「出店したのに飛び込み客が思ったより入らない」「通りから少し外れると急に集客が難しくなる」と悩む飲食店も少なくありません。

この記事では、飲食店の集客を支援している株式会社MeRISEの古市が、梅田エリアの飲食店がSNS・グルメ媒体・Googleをどう使い分ければよいかを、施策ごとに整理して解説します。

この記事で分かること

  • 梅田の集客で「フリー客」と「目的来店」を分けて考える理由
  • 梅田で狙うべき客層と商圏の考え方
  • Instagram広告の配信エリアを業態で変える方法
  • グルメ媒体のプラン選びで迷わないための考え方
  • Googleマップ対策・Googleマップ広告の役割と、広告の優先順位の決め方

結論:梅田は「立地で勝つ」より「目的来店を増やす」

梅田の集客で大切なのは、通りすがりのお客様を取るだけでなく、「このお店に行こう」と目的を持って来店してもらう仕組みを作ることです。

そのために押さえたい施策は、次の3つです。

施策主な役割
InstagramなどのSNS来店前に広く知ってもらう(認知)
食べログ・ホットペッパーなどのグルメ媒体比較検討の候補に入り、予約を受ける
Googleマップ・Google広告その場・当日にお店を探している人を拾う

どれか一つだけを頑張るのではなく、それぞれの役割を理解して組み合わせることが重要です。

梅田の来店パターンは2種類

駅前を歩く人と目的を持って来店する人

フリー客と目的来店の違い

梅田の飲食店集客を考えるとき、まず整理しておきたいのが来店パターンです。

来店パターン特徴取りやすい立地
フリー客その場でお店を探して入る東通りの入口や駅前など、人通りの多い場所
目的来店事前にお店を決めて来店する路地裏・雑居ビルの上層階・駅から少し離れた場所でも可能

フリー客を多く取れる場所は、大箱居酒屋や有名チェーンなどがすでに強い立地を押さえていることが多く、個店が同じ勝負をするのは簡単ではありません。一方で、「ここに行きたい」と思ってもらえれば、立地に恵まれていなくても来店してもらえます。

立地に恵まれていないお店ほど、目的来店を増やす集客戦略が重要になります。

狙うのは「これから梅田に来る関西圏の人」

難波や心斎橋と比べると、梅田はインバウンド一本で戦うエリアではありません。外国人観光客もいますが、それ以上に多いのが、買い物や仕事、食事を目的に関西圏から訪れる人たちです。

  • 大阪府内
  • 兵庫
  • 京都
  • 奈良
  • 滋賀

さらに梅田にはオフィスも多く、平日のビジネスマン需要も非常に大きいエリアです。そのため、「今梅田にいる人」だけでなく、「これから梅田に来る予定がある人」へ事前にアプローチすることがポイントになります。

Instagram:配信エリアは「誰に来てほしいか」で決める

スマホの投稿と配信エリアの地図

梅田ではInstagramを活用する価値が非常に高いです。梅田に来る人の範囲が広く、「来週梅田に行くから、いい居酒屋を探しておこう」「デートで梅田に行くから、雰囲気のいいお店を保存しておこう」と、来店前から情報収集している人が少なくないからです。

Instagram広告の配信設定は、業態によって変えます。

業態・ターゲット配信設定の例
広い範囲から来店が見込める業態大阪駅から半径20〜30km程度まで広く配信することもある
ビジネスマン向けの居酒屋店舗周辺2〜3km程度に絞り、30代後半〜50代の会社員へ配信する方が効果的なケースもある

「梅田だからこの設定」ではなく、「誰に来てほしいか」で広告設計を変えることが大切です。

グルメ媒体:「梅田全体」で戦い、プランは振り切る

グルメサイトで目立つコースプラン

細かいエリアではなく「梅田」という大きな商圏で考える

梅田には、東通り・お初天神・茶屋町・駅ビル周辺・グラングリーン周辺など、細かなエリアが数多くあります。しかしユーザーは、お店を探すときに細かくエリアを区切ることはそれほど多くありません。基本的には「梅田 居酒屋」「梅田 焼肉」「梅田 デート」といった大きな検索軸で探します。

そのため、グルメ媒体では「梅田」という大きな商圏の中でどう戦うかを考える必要があります。

プラン選びは「上位」か「最低限」の二択で考える

梅田のグルメ媒体は競争が激しく、掲載費も高くなりやすい傾向があります。考え方はシンプルで、次のどちらかに振り切る方が分かりやすくなります。

方針プラン
グルメ媒体で本気で集客を取りに行く上位プラン
媒体は予約の受け皿として使う最低限のプラン

毎月の反応を見ながら中間のプランを上げ下げしても、劇的に成果が変わるとは限りません。その分の予算をSNSやGoogle広告へ移した方が効率的なケースもあります。

最低限の掲載でも「予約できる状態」には価値がある

グルメ媒体の価値は、上位表示だけではありません。食べログを使う人、ホットペッパーを使う人、別の予約サービスを使う人と、普段使っている予約サービスはユーザーによって違います。

せっかくお店を見つけてもらっても、「普段使っているサイトから予約できない」という理由で別のお店へ流れてしまうこともあります。上位プランを使わない場合でも、主要媒体には最低限掲載し、予約できる状態を作っておく意味は十分にあります。

Google:当日のお客様を拾うMEO対策とマップ広告

スマホの地図で当日の店を探す会社員

Googleマップ対策(MEO)の基本チェックリスト

梅田では、その場で「近くの焼肉」「梅田 居酒屋」「大阪駅 個室」と検索する人も数多くいます。そこで表示されるGoogleマップの情報を整えるMEO対策は、必ず行っておきたい施策です。

  • 店舗名・住所・営業時間を統一する
  • メニューを充実させる
  • 写真を増やす
  • 最新情報を更新する
  • 口コミを集めて返信する

Googleマップ広告で「今探している人」に届ける

最近では、Googleマップ上の広告も重要になっています。検索結果の上部や地図上の目立つ位置に表示できるため、その場でお店を探している人へ直接アプローチできます。

梅田のように店舗数が多いエリアでは、自然検索だけで上位に入り続けるのは簡単ではありません。「今日どこで食べよう」「今から入れるお店はないかな」と探しているユーザーは来店までの距離が非常に近いため、Google広告との相性が良いと言えます。

Instagram広告とGoogle広告、どちらを優先する?

二つの広告の分かれ道で考えるオーナー

予算に余裕があれば両方を活用するのが理想です。どちらか一つしかできない場合は、今のお客様が「予約中心」か「飛び込み中心」かで考えると判断しやすくなります。

今のお客様の来店のしかた優先したい広告理由
予約来店が多いInstagramなど事前に認知を取り、「今度梅田に行くときはここへ行こう」と思ってもらえる
飛び込み・当日来店が多いGoogleマップ広告「今探している人」を獲得できる

広告の正解は媒体そのものではなく、お客様が来店を決めるタイミングによって変わります。

よくある質問

Q. 梅田の路地裏やビルの上階でも集客できますか?

できます。人通りの多い場所はフリー客を取りやすい一方、大手や大型店が押さえていることが多いエリアです。路地裏や上層階のお店は、SNSで事前に知ってもらい、グルメ媒体で比較検討に入り、Googleで当日のお客様を拾うことで、目的来店を増やしていくのが現実的です。

Q. 梅田ではインバウンド対策を優先すべきですか?

梅田は難波や心斎橋と比べると、インバウンド一本で戦うエリアではありません。大阪府内や兵庫・京都・奈良・滋賀など関西圏から訪れる人や、平日のビジネスマン需要が大きいため、「これから梅田に来る人」に事前にアプローチすることがポイントです。

Q. グルメ媒体のプランは毎月見直した方がいいですか?

反応を見ながら中間プランを上げ下げしても、劇的に成果が変わるとは限りません。本気で取りに行くなら上位プラン、予約の受け皿として使うなら最低限のプランと、どちらかに振り切る方が分かりやすく、余った予算はSNSやGoogle広告に移した方が効率的なケースもあります。

まとめ:梅田で目的来店を増やす6つのポイント

  1. 来店パターンを「フリー客」と「目的来店」に分け、立地に頼らない集客を考える
  2. 関西圏から「これから梅田に来る人」に事前にアプローチする
  3. Instagram広告の配信エリアは、業態と「誰に来てほしいか」で決める
  4. グルメ媒体は「梅田全体」で戦い、プランは上位か最低限かに振り切る
  5. Googleマップを整え、マップ広告で当日のお客様を拾う
  6. 広告の優先順位は、お客様が来店を決めるタイミングで判断する

Instagramで事前に知ってもらい、グルメ媒体で比較検討に入り、Googleで当日のお客様を拾う。この3つを組み合わせることで、「わざわざこのお店に行く」という目的来店を作ることができます。「人通りが少ないから難しい」と考えるのではなく、どうすれば梅田に来る人の選択肢に入れるのかという視点で、集客を設計していきましょう。

梅田エリアの集客のご相談はMeRISEへ

次のようなお悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

  • 梅田に出店したが、思ったように集客できていない
  • 路地裏やビル上階で、目的来店を増やしたい
  • グルメ媒体のプランをどうするか迷っている
  • Instagram広告とGoogle広告のどちらに予算をかけるべきか知りたい

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